人気床材紹介★床や建具選びに変化!? "ミレニアル世代"の家づくり
2019.12.25 UP
「平成」にかわる新たな年号「令和」が発表され、新しい時代に向けての期待が高まる春。時代の変化に歩調を合わせるように、
家づくりの現場でも変化が表れているようです。今回は床材と建具の選定におけるユーザーの動向調査(TOYOTEX調べ)を
もとに、これから求められる家づくりについて考えてみたいと思います。
キーワードはずばり!"ミレニアル世代"です。
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【INDEX】
① ミレニアル世代が家づくりを始める年代に
② 床や建具の素材選びも自分らしさを重視
③ 細分化するこだわりに応える体制づくりも
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1.ミレニアル世代が家づくりを始める年代に
<写真:TOYOTEX:WP14ワイルドチェリー柄>
さっそくですが、気になる"ミレニアル世代"とは、いったいどのような世代なのでしょう?定義はさまざまあるようですが、1980年代から2000年代初頭に生まれ、現在20代~30代。幼い頃からインターネットやSNS、スマートフォンに触れて育ち、身の回りにあふれる情報を必要に応じて活用できる人々。アメリカのピュー・リサーチ・センターによると「1981年~1996年に生まれた人」と定められ、社会や消費のあり方に大きな影響を与えるジェネレーションとして注目されています。
「ブランド価値」より「パーソナライズ」、「モノ」より「コト」、「シェアリングエコノミーに前向き」など、消費に対する意識調査からも、親世代とは明らかに異なる嗜好性がうかがえるミレニアル世代。住まいに対しても「住宅の内装が好みである(自分で選べる)こと」を重視する人の割合が高く、自分らしさを求める傾向が顕著です。実際に近年の家づくりでは、床材と建具の色柄をあえて変えるケースが増えつつあり、ミレニアル世代が家づくりを始める年代に入っていることが影響しているとみられています。
2. 床や建具の素材選びも自分らしさを重視
<写真:TOYOTEX:CS04/CSN4 グレージュオーク柄>
家づくりをする人のこだわりが強くあらわれるインテリア。そのベースとなる内装材を選ぶ際、多くの人が「床」⇒「壁・天井」⇒「設備」の順番で、床材を一番初めに決めるそうです。その理由を尋ねると、返ってきた答えは「イメージづくりに重要だと思うから」「こだわりたい部分だから」「1番多く触れる場所だから」「コーディネーターに最初に提案されたから」など。大きな面積を占める床選びは空間づくりの基礎(ベース)ととらえ、こだわりのイメージをカタチにするうえで重視していることがうかがえます。
自分のこだわりに対して消費意欲が高く、情報感度の高いミレニアル世代。SNSの普及・活用に伴って自分のこだわりにあったイメージの検索が容易に行えることもあり、展示場や店頭を訪れる前に事前の情報収集で欲しい商品を決めて行くケースが増えています。
家づくりにおいても自分らしさを大切に、実現したいイメージができあがっているため、フローリングに建具、キッチンまで総合メーカーによるトータル提案では満足せず、床・壁・ドア・キッチンなどそれぞれに対してメーカー指定するケースが増加すると予想されます。
3. 細分化するこだわりに応える体制づくりも
<写真:TOYOTEX:WP13 ワイルドオーク柄>
ここ数年、素材感を重視するミレニアル世代から高い支持を集めているのがインダストリアルデザインのインテリアです。TOYOTEXの床材でも杢目の表情を巧みに表現した「ダイヤモンドフロア ワイルド」シリーズの人気が高く、アイアンやステンレスなどハードな素材との組み合わせで空間づくりを楽しまれています。
また最近、徐々に人気になりつつあるグレイッシュカラーにマッチする床材として、TOYOTEXでは「ダイヤモンドフロア キャンバス」を提案。シンプルモダンな塩系インテリアを好む人に「CS01/CSN1 モダンペカン柄」、スローライフ志向の人に「CS02/CSN2 ナチュラルペカン柄」、根強く人気の北欧インテリアを好む人に「CS03/CSN3 グレージュオーク柄」と、主流のインテリアテイストに合わせたラインナップを展開。インスタグラムに代表される「SNS映えする魅せ空間」を演出できる素材として注目度を高めています。
ミレニアル世代が家づくりを始める年代に入り、内装の提案に関しても今後は従来型のトータルコーディネートだけでは不十分。この世代のこだわりを的確にキャッチしたうえで、ニーズに合わせてフレキシブルに提案できる体制づくりも必要になってくるでしょう。
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<TOYOTEX:東洋テックス株式会社>
特殊強化紙と表面塗装の技術に優れたシート化粧フローリングのパイオニア。
傷や汚れがつきにくく、メンテナンスもしやすいフローリングは、キレイを保ちながら、永く安心して使い続けることができます。
ワイルドな節や大胆な色使いなどが楽しめる「デザイン性」への開発にも力をいれています。ご用命はヤマチコーポレーションまで。
TOYOTEX東洋テックスホームページ http://www.toyotex.co.jp