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商品に関して
レナガスのグルーパウダー・フィニッシュコート+⾻材の主原材料は何ですか︖
グルーパウダーの主な原材料はポルトランドセメント、炭酸カルシウム、珪砂、酢酸ビニル樹脂などの粉末樹脂が主現材料です。
レナガスの仕上材はアクリル樹脂系仕上材です。主な原材料はアクリル樹脂、炭酸カルシウム⾻材として使われる寒⽔⽯が主原材料です。
レナガスのグルーパウダーの臭いの要因は何ですか︖
粉末樹脂の酢酸ビニル樹脂・グリコールなどナフサを原材料とする化学物質が使われております。
液体の樹脂を粉末化するのですが、その樹脂の臭いです。SDSを開⽰していますので、組成についてはご確認ください。
レナガスのグルーパウダーの袋のGHSラベル表記について
グルーパウダーには珪砂が使われております。
ポルトランドセメント等にも含まれる砂でWHOで「発がんの恐れ」を表記する義務があります。
珪砂の組成はシリカなので発がん性物質ではありませんが、粉体にする事で吸引を防ぐために防塵マスクの着⽤を促すための表記です。
シリカ⾃体は学校や公園の砂場などにも使われている砂(素材)です。
アスベスト等危険物を仕様する事は禁⽌されておりますので危険物を原材料として使⽤する事はありません。
SDSを開⽰していますので、ご確認ください。
レナガスの下地板は何を使っていますか︖
レナガスの下地板は専⽤の窯業系サイディングを使⽤しています。
⼀般的には3×10板(910×3,030mm)ですが、専⽤下地材は1.5×10板(455×3,030mm)を⾺貼りする施⼯⽅法となります。
※下地板としてKMEWのオリジナル窯業系サイディングです。
ひび割れしませんか︖
躯体の動きによってひび割れが発⽣する可能性もありますので、ひび割れしないという訳ではありません。
レナガスのシステムはひび割れに強くするためにガラス繊維のファイバーメッシュを全⾯に覆うこと、さらに専⽤下地サイディングを⾺貼りで施⼯する事によってひび割れを防ぐ⼯法となっております。
また、レナガスのフィニッシュコートは仕上材にひび割れに強い原材料にしておりますので、前⾝のオメガアクロフレックスよりも曲げ強度に強い仕上材となっており、ひび割れ3年保証を付帯しております。
※別途「レナガス保証書」参照。
※別途「曲げ撓み強度⽐較試験結果報告書」参照。
濃い⾊は熱の吸収により、寒暖差が激しい地域では専⽤下地サイディングの収縮性が⾼まり
薄い⾊に⽐べて⼀般的にひび割れの確⽴が⾼くなる可能性があります。
ひび割れによって下地材(セラディール)への影響はありますか︖
万が⼀、レナガス⾃体がひび割れしても下地サイディングがひび割れている訳ではありません。
下地サイディングへの影響はありませんが、ひび割れ箇所から漏⽔が発⽣し、寒冷地では凍害の危険性がありますので、ひび割れが発⽣した場合は、ひび割れ箇所を補修してください。
汚れ・カビ・苔などが発⽣しませんか︖
交通量が多い幹線道路沿いや、周りに森林がある場合、⽇当たり・⽔捌けが著しく悪い箇所等の環境下では汚れ・カビ・苔等が発⽣する場合があります。定期的なメンテナンスをする事でキレイが⻑持ちしますので、定期的なメンテナンスをお勧めします。
※別途「レナガス保証書」参照。
⼀部条件を除き、壁⾯全体にカビ・藻・苔が発⽣した場合に7年保証が付いております。
※別途保証書「レナガス保証書」参照。
汚れは経年変化に伴いどうしても付着してきますが、レナガス⾃体が耐⾊する・剥がれてくる事はありません。汚れ・カビ・苔が付着した場合の除去剤も⽤意しておりますのでメンテナンス資料を参照してください。
耐⽤年数はどのくらいですか︖
レナガスの耐⽤年数は海外では30年程度の耐⽤年数です。
⽇本では前⾝のオメガアクロフレックスを1998年から販売スタートしておりますので25年程度の実績があります。オメガ⾃⾝の退⾊や剥がれ等はこれまでありません。防汚・防カビ・防藻・防苔に優れた仕上材となっておりますので定期的なメンテナンスを継続し続けていれば、基本塗り替えなどの必要はありません。
他社の塗り壁材(アクリル樹脂系)との違いは何ですか︖
他社の塗り壁材も原材料はほとんど⼀緒のため、⾒た⽬は⼤きな相違点はありません。
カラーバリエーション、仕上材の表情の種類、マットな質感など各社メリット・デメリットはあると思いますが、デザイン性では⾊の発⾊具合、マットな質感には拘りを持っています。
⼜、ひび割れ等の保証体制、防汚や防カビ・藻・苔性能の違いとなります。
前⾝のオメガアクロフレックスは⽇本国内でも既に25年の施⼯実績があり、施⼯棟数も⽇本全国で10,000棟以上の実績があります。
北海道の過去な⾃然環境の寒冷地での永年の経験は他社には無く、25年の実績を元に改良された商品がレナガスウォールです。
防⽕取得認定を教えて下さい。
防⽕構造30分の認定を取得しています。
軸組︓グラスウール充填断熱/⼀部の発泡ウレタン断熱/グラスウール充填断熱+付加断熱
枠組︓グラスウール充填断熱
下地材・仕上材のみの販売は可能ですか︖
レナガスはシステム商品のため、下地材のみ、仕上材のみの販売は⼀般的には⾏っておりません。
カラーをオリジナル⾊で作る事は可能ですか︖
全60⾊の標準カラーバリエーションがありますので全60⾊から選択してください。
オリジナルでカラーを製作する事はできません。⼜、標準⾊での価格差異はありません。
レナガスは防⽔ですか︖
レナガスは完全な防⽔効果はありません。笠⽊等の⽔が溜まるところには施⼯できません。
レナガスウォールは透湿性はありますか︖
レナガスは透湿性があります。
⽔に浸した試験体を冷却〜50℃の恒温器で加湿を10回繰り返す温冷繰り返し試験にて、透湿性がない場合試験体の⽔分が蒸発できずに仕上材が膨らんだり割れたりしますが、試験で異常が⾒られませんので透湿性を保持しています。
商品の保存期間はどのくらいですか︖
未開封の状態ですとグルーパウダー(専⽤下地材)は約6ヶ⽉間、ペール⽸の商品は2年間です。
但し、保管状況により成分が分離する場合がございますのでご利⽤前に⼗分に攪拌して下さい。
⼜、カラーリキッドの有効期限は3年です。
保証はありますか︖
ひび割れ3年、防カビ・藻・苔7年、変褐⾊10年の保証があります。
※別途「レナガス保証書」参照してください。
レナガスの乾燥後の質量を教えてください。
レナガスのそれぞれの材料の乾燥後の㎡辺りの質量は下記の通りです。
グルーパウダー:1.85kg/㎡
ファイバーメッシュ:0.16kg/㎡
プライマー:0.073kg/㎡
マリブ16仕上げ:1.91kg/㎡
合計:3.993kg/㎡
施工に関して
施⼯/使⽤上の注意点について
専⽤下地サイディングは特注品のため納期が1ヶ⽉程度掛かりますので注意してください。
外気温が昼夜を通して4℃以下になる場合は施⼯できません。
また、速乾性のため外気温が30〜35℃を超える場合も施⼯が難しいです。
外気温が4℃以下の時に、ジェットヒーター等で暖を取って施⼯しても、表⾯は硬化しますが中が硬化しなままになり、凍害を起こす可能性が⾼いので4℃以下の場合の施⼯はしないでください。
施⼯については、施⼯要領・施⼯動画を⽤意しておりますので、参照してください。
※別途「レナガス施⼯要領」参照。
グルーパウダー施⼯後に⽩くなるのはなぜですか︖
グルーパウダーにはセメントが含まれております。
セメントに含まれる⽔酸化カルシウムが低温、⾼湿度において、⽩華現象が出る可能性があります。
※⾬⽔や雪、霜などに溶け出し、空気中の⼆酸化炭素に反応して炭酸カルシウム(⽩い粉)になる現象です。
表⾯に⽩い粉が残っていますと、専⽤プライマーが載らない場合がありますので、⽩い粉は拭き取ってください。
⼜、開⼝部などから、グルーパウダーのは⽩華が、仕上げ表⾯に流れ出てしまった場合は、⽔を掛けるか、⽔でも取れない場合は
お酢などの弱酸で、⽩華部分に塗布し、1分経過後、⽔で良く洗い流してください。
※酸は仕上げ材を傷つけてしまう恐れがありますので、⽩華以外の部分には塗布しないでください。
※また強酸性(サンポールなど)は使⽤しないでください。
グルーパウダーの施⼯について
上記Q2で、グルーパウダーが寒い時期や、乾燥条件の悪い環境下では、グルーパウダー内部が完全に乾燥せずプライマーの⽔分によって、⽩華を起こす可能性があります。
開⼝部などから、仕上げ表⾯に⽩華が流れ出てくる可能性がありますので、夏場以外のグルーパウダーの施⼯は、プラス1⽇養⽣期間(2⽇間)をみてください。
仕上げ材に⾻材の⽩いのが⾒えるのはなぜですか︖
カラーリキッドを混ぜた仕上材と⾻材はよく撹拌してください。
⾻材を半分くらいいれてよく混ぜて、残り半分の⾻材も⼊れてからも良く混ぜてください。
混ぜ残しが無いようにペール⽸の上下も混ぜて3分程度、良く撹拌してください。
撹拌後、⽩い⾻材が⾒えなくなることを確認してください。
撹拌が少ないと、仕上げ施⼯後に⾊ムラがでてくる可能性があります。
レナガスはコテ施⼯以外でも施⼯可能ですか︖
レナガスの仕上げ材はコテ仕上げ(左官)での仕上げとなります。
吹付けでの施⼯は⼀般的には推奨しておりませんのでご了承ください。
レナガスの仕上材はパターン(テクスチャー)を付けることができますか︖
レナガスの仕上材はフローティング施⼯(平滑な施⼯)を推奨しています。
テクスチャーを付けると汚れが付着しやすいこと、塗厚が厚い部分にクラックの危険性があるためです。
※テクスチャーご希望の場合は「マルチテックス」という⾻材が適しております。
レナガスの仕上材に⽔を混ぜてもいいですか︖
施⼯温度などによって、⽔で調整していただいて構いません。
⽔の量は最⼤でも柄杓の半分くらい(100〜200ml)としてください。⽔が多く材料が柔くなりすぎると垂れてきたり、乾燥度合いによって、⾊ムラが出てくる可能性があります。
レナガスのメンテナンス⽅法を教えてください。
※別途資料「レナガス メンテナンス資料」参照。