「グラスフィックスエコ+」でつくる、緑と強度を両立した舗装設計
近年、景観・環境・機能性を統合する設計が求められる中で、「芝舗装材」の需要が再評価されています。
しかし、従来の芝舗装では「芝の剥がれ」「耐荷重の不安」「施工性の悪さ」といった課題がつきものでした。
そこで注目されているのが、「芝生舗装材|グラスフィックスエコ+」です。
本記事では、設計者の視点から見た特長と活用メリットを詳しくご紹介します。
たったの5分!動画で知りたい場合はコチラから
<1>グラスフィックスエコ+とは?
「グラスフィックスエコ+」は、再生ポリプロピレン製のハニカム構造で、緑地保護と荷重分散を備えた天然芝生舗装材です。
「砂利舗装材|グラベルフィックス」と同様オランダBERA社で開発され、厳しい環境基準をクリアしつつ、日本国内でも多数の施工実績があります。

グラスフィックスエコ+の詳細コチラ
<2>設計者が評価する5つの機能性
1. 高耐荷重:250t/㎡対応
一般車両から大型車両対応まで適応できる耐荷重です。大型車両通行のある駐車場にも使用可能です。
2. 芝の保護機能
グリッド構造が芝の根を守り、剥がれや轍を防止します。
長期的な景観維持に貢献し、維持管理コストの低減にも寄与します。
3. 雨水浸透性
透水性能が高く、雨水浸透型舗装やLID設計(低影響開発)にも適応します。
4. 高い設計自由度と施工性
ノコギリでカットが可能で、任意の敷地形状に柔軟対応します。設計寸法や目地計画にも合わせやすく、曲線配置も可能です。
5. EPD認証取得
環境負荷を定量的に示す「EPD(環境製品宣言)」を取得。再生HDPEを使用し、LEEDや公共案件にも対応可能なサステナブル建材です。

<3>主要な用途と設計適用例


用途 | 適用理由 |
---|---|
公共施設の緑化駐車場 | 芝と舗装のハイブリッド化による景観性向上・雨水対策 |
ゴルフ場・リゾート施設 | 芝の景観維持+乗用車/カート荷重対応 |
公園園路・芝生広場 | 歩行者通行+イベント時の車両進入対応 |
防災拠点の避難通路 | 常時は緑地として景観に貢献、緊急時のみ車両通行可 |
グラスフィックスエコ+の施工事例はコチラ
<4>技術情報・仕様
- サイズ:600mm × 400mm × 32mm
- 重量:1.2kg/枚
- 材質:再生ポリプロピレン(UV耐候性あり)
- 耐荷重:最大250t/㎡
- 芝保護高さ:30mm
- 施工方法:下地整正+敷設+目土+芝植栽+転圧
グラスフィックスエコ+の性能データはコチラ
<5>施工方法|簡易でスピーディな設置が可能
施工は非常にシンプルに施工ができます。
- 下地の整備(砕石路盤など)
- 製品の敷設・連結
- 目土の充填・芝生の植栽
- 転圧・養生期間を経て完成

DIYでの設置も可能でありながら、長期にわたって安定した性能を発揮します!
楽天市場でのご購入はコチラ
<6>まとめ|舗装設計における「緑」と「強度」の新たな選択肢
「グラスフィックスエコ+」は、「景観性」「耐荷重性能」「施工性」を高度に融合させた芝生舗装材です。
設計者が求める性能と環境性能を高いレベルで両立し、持続可能な都市・地域開発に貢献します。
設計提案・資料請求等は、お気軽にお問い合わせください!
株式会社ヤマチコーポレーション
北海道以南の皆様:東京支店 03₋5652‐3681
北海道:札幌本社 011-261-9911