TOP-MAKE with-PRODUCTS-3月22日は、国連「世界水の日」(World Water Day)!

3月22日は、国連「世界水の日」(World Water Day)!

グラベルフィックスのミッション「地球に水を戻すとは、を考える日にしましょう。

3月22日は世界水の日

毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日」。1992年12月に国連総会で定められた「世界水の日」は、水がとても大切であること、きれいで安全な水を使えるようにすることの重要性について世界中の人々と一緒に考えるための日です。

水に対する悩みは、世界共通。しかし、各国が抱える事情で水に対する考え方は様々。

その昔ベトナムを訪れた時のこと。べトナムは、メコン川という大きな川の恵みと、その温暖な気候から、お米が年に3回収穫できるという豊かな国。でもその一方で、雨期にはメコン川がすぐあふれ、家屋が浸水してしまうことは、日常です。日本の事情からみると、厄介なことです。

しかし現地の方たちは、「水があるから、私たちは食べ物がたくさんとれる、こんなに豊かな暮らしができる。だから雨期の水害を嫌だと思っている人は実はそんなにいない。」といっているのです。水が枯れる、雨が降らないことは、イコール作物が採れない、家畜が育たない。暮らしができない。ということに直結するのです。日本はどちらかというと、水害を避けてる取り組みをしながら作物に水を供給しやすいインフラを整えています。インフラ整備が経済的に追い付かない国はたくさんあります。その中でいかに「水」と仲良く暮らしていくか。生活に直結した知恵と工夫があるのです。

2030年までに、だれもが安全な水を、安い値段で利用できるようにする。 SDGsの取り組み

日本では、どこでも透明で清潔な飲み水を毎日飲むことができる国。しかし水道の設備がない暮らしをしている人は22億人。トイレがなく、道ばたや草むらなど屋外で用を足す人は6億7300万人です

グラベルフィックスの開発者、BERA社のロブ氏は、設立したきっかけをこう話します。

グラベルフィックスの開発者 BERA社 CEO ロブ・J・アディンク氏(右)

庭がアスファルトなどの硬い舗装で塞がれると、水が浸透しなく、道路に溢れ出ることが頻繁に起こるようになりました。 わたしは、造園の専門家と何度も何度も話し合い、”建築家や請負業者を支援し、造園業界の問題解決に取り組むエキスパートになることで、これから地球にとって大切になる「水」つまり「雨水」を守ることを決心したのです 。

【BERA社 CEO ロブ・J・アディンク氏の想いはこちらでも紹介】    すべては、地球の水を守るために。──オランダ・BERA社の開発秘話 | MAKE with MYKE (yyy-yamachi.com)

トイレや水道が使えるようにするためには、まず安全な水をつくりだすことから始まります。インフラを整えて、暮らすに十分な水を用意するには、根本的に雨水を地球にストックしていくことが重要だと、私たちは、BERA社の理念から学びました。

全な水を不足なく届けることが世界の課題。私たちができること。

水の量だけでなく、質も問題。きれいな水をつくりだしていくとき、多大な設備投資が必要です。しかし、地中の浄化過程を活用すれば、まず地球の力を借りて、安全な水を作り出すこともできると、私たちは考えます。

  • 2030年までに集水する建築材料で、水源の確保に国境を越えて取り組みます。
  • 建築業界が悩む、地盤のデザイン性と環境性を加味した建築材料の開発に積極的に取り組みます。
  • 環境先進国の技術と環境概念を、日本に伝える伝道師となります。

いかがでしよう。わかっていても、身近にあっても改めて考えることはとても大切だと、私たちは考えます。
「世界水の日」は、こうした水不足に悩む世界の国々に対して、どうしたら安全できれいな水を届けることができるのかを考えるきっかけとなる日。なぜ、地球にきれいな水を貯めていかなければならないのか。それで私たちが貢献できることは何なのか。

地球に暮らす、地球人として、わたしたちも考えていきたいと思います。

3月22日は世界水の日

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