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インターロッキングとは?舗装施工の手順を詳しく解説!


デザイン性の高さや機能性より外構工事で人気のあるインターロッキング。

インターロッキングの舗装施工の手順や、インターロッキングの種類など、従来のレンガタイプのインターロッキングから、新しいタイプのインターロッキングまで紹介します。

インターロッキングとは?

インターロッキングとは、”かみ合わせる”という意味で、ギザギザにカットされたコンクリートブロックをかみ合わせて、その間に砂を埋め込み敷き詰める施工スタイルです。

複数のコンクリートブロックを使うことで、車両などの荷重を分散する効果があります。

インターロッキングのメリットは、コンクリート舗装と比べて吸水力が高く、雨上がりの水はけが良いことが挙げられます。また、雑草も生えづらく、手入れの手間がかかりません。

ブロックのデザインのバリエーションも豊富で、いろいろなタイプの家にも合わせやすいため、人気があります。

インターロッキングのブロックの種類

インターロッキングのブロックは主に以下の種類があります。

長方形のレンガデザイン

最も定番なデザインは長方形のレンガデザインです。側面がギザギザしているタイプと直線タイプがあります。サイズも10cm〜30cmと幅広く、色も茶色系の暖色系やグレーなどの寒色系まで様々なタイプがあります。

正方形の平板デザイン

長方形以外にも、正方形の平板デザインもあります。素材はレンガタイプの他に、天然石を加工したものや、コンクリート素材のものなどで、玄関ポーチや駐車場の入り口部分などのアクセントに利用されることが多いです。

オリジナルデザイン

各社よりオリジナルデザインとして、さまざまな素材や形のインターロッキングが発売されています。

のちほど、新しいタイプのインターロッキング「BEAT BLOCK(ビートブロック)」について、詳しく紹介します。

インターロッキングのデザイン

インターロッキングは様々な種類と色があり、単色や複数の色を組み合わせたりと、デザインのバリエーションも豊富です。

規則正しくブロックを並べれば、整然とした美しい印象を与え、ランダム模様を用いれば親しみやすい雰囲気に仕上がります。

どのような印象を作りたいか、全体の世界観を考えてデザインを決めましょう。

インターロッキングの舗装施工ができる代表的な場所

インターロッキングの舗装施工は、歩行頻度が高いところ、また、屋根のない場所に用いることが多いです。例えば以下の場所が挙げられます。

・歩道

・広場

・公園

・玄関アプローチ

・駐車スペース

デザイン性も高い施工ができるため、上記のような人目につく場所に取り入れる場合が多いです。

KW「インター ロッキング 施工 事例」への内部リンク

インターロッキングの舗装の施工手順

インターロッキングの舗装作業は手間がかかるため、基本的にはDIYは厳しく、プロに依頼するのが賢明です。

施工手順は以下の通りです。

・整地する

・下地処理を行う

・砂を敷く

・インターロッキングブロックを敷く

それぞれの工程を詳しく解説していきます。

整地する

まずは整地を行います。赤い系のようなもので施工箇所の目印を付けます。

インターロッキングブロックの高さが、まわりの土地の高さとフラットになるように掘り進めます。施工面積が広い場合は重機を使って行います。

整地が綺麗にできるかどうかで仕上がりが大きく変わるため、手間がかかる作業ですが慎重に行うのがポイントです。

下地処理

土を取り除いた後は、「砕石」と呼ばれる岩を砕いた大きめの砂利を敷き、転圧機を使って押し固めます。砕石を敷くことで、地面の強度が均一になり、重量のある車が載っても凹みにくくなります。

下地の砂

押し固めた砕石の上に、砂を敷きます。砂は目の細かい浸水性のあるタイプを使用します。砂はレーキと呼ばれる重機を使って平坦にしていきます。

インターロッキングを敷く

砂を平坦に敷き終わったら、いよいよインターロッキングブロックを一つ一つ置いていきます。

複数の色のブロックを敷く際は、一定作業ごとに全体を確認しながら進めていきます。曲線や隙間ができる部分は、インターロッキングブロックをカットします。

全てのブロックを並べ終わったら、表面の高さが均一になるよう転圧機を使って押し固めます。

目地を埋める

最後に、ブロックとブロックの間の目地に、「硅砂」と呼ばれる白い砂を埋めていきます。綺麗に砂を埋める方法は、表面に硅砂を撒き、ほうきやデッキブラシなどで表面を磨くようにして目地に埋めていきます。

表面が均一に平らになってきたら、弱い転圧をかけます。駐車場など強度が必要な場所は、珪砂の充填と転圧を数回に渡って行います。

インターロッキングで強固な地面を作るためには、この下地処理と目地の砂締めが最も重要な工程となります。

インターロッキングの舗装費用

インターロッキングの舗装工事費用は、定番ブロックの施工で1㎡あたり約9,000円が相場となっています。

ブロックはプレーンのものが1つあたり100円〜300円程度で、透水性が高く加工されたものや色褪せ対策が施されたもの、表面に天然石をあしらったデザイン性の高いものは費用が上がります。

また、インターロッキングブロックを固定するための端の処理は、縁石を置いたり、コンクリートで固めたりする必要があります。こちらは別途費用が発生します。

インターロッキングなら「BEAT BLOCK(ビートブロック)」

定番のインターロッキングについて解説してきましたが、新しいインターロッキング

「BEAT BLOCK(ビートブロック)」をご存知でしょうか?

BEAT BLOCK(ビートブロック)とは?

BEAT BLOCK(ビートブロック)は、「地球に水を還す」というミッションのもと、MYKEブランドが、独自開発したオリジナル建材です。

インターロッキングの透水性とタイルによる高いデザイン性が人気を呼んでいます。

施工はシンプルで、自然災害にも強い舗装ユニットです。

BEAT BLOCK(ビートブロック)の特徴

BEAT BLOCK(ビートブロック)の主な特徴は以下が挙げられます。

・簡単施工

・優れた透水性

・多彩なデザイン

・施工場所

・メンテナンスの手間を削減

簡単施工

BEAT BLOCK(ビートブロック)は枠材にタイルを叩いて埋め込む新しい舗装ユニットです。従来のインターロッキングは施工にブロックを固定する砂目地が必要ですが、BEAT BLOCK(ビートブロック)には不要です。すでにタイルがはまるように設計された枠材にタイルを埋め込むだけなので、施工がとても簡単です。

優れた透水性

砂目地がない代わりに、枠材から水が浸透する設計になっています。インターロッキングよりも高い透水性があり、また水勾配をつける必要もありません。

近年増加する集中豪雨や大型の台風といった自然災害にも強く、持続可能なタイル舗装として注目されています。

多彩なデザイン

デザインは、ストーンタイプのタイルが全7色、セラミックタイルが全12色あり、天然石材の重量感のある空間づくりから、セラミックの木目長や自然石調まで、バリエーションが豊富です。異なる色のタイルを組み合わせてアレンジも可能です。

施工場所

施工は一般のインターロッキングと同様、家庭の玄関やポーチなどはもちろん、施工面積が広い商業ビルやホテルの外構にも最適です。

メンテナンスの手間を削減

タイルは着脱可能なため、タイルの補修や他のタイルに変更したい場合、その部分だけ取り替えるのみでメンテナンスの手間がかかりません。

また、透水性が高いため、苔や雑草も生えづらく、基本的にお手入れも不要です。

BEAT BLOCK(ビートブロック)の舗装費用

BEAT BLOCK(ビートブロック)はシンプルな価格設定となっています。

1㎡あたり枠工が15,000円、本体工事(タイル材料含む)が15,000円〜で、合計3万円/㎡〜です。インターロッキングよりも若干割高に感じるかもしれませんが、端を縁石やコンクリートで固定する工事は不要です。また、見た目も高級感がある仕上がりとなります。

※タイルによって価格が異なりますので詳しくはこちらからご確認ください。

BEAT BLOCK(ビートブロック)標準材工設計価格表

まとめ

以上、インターロッキングの舗装施工の手順や、インターロッキングの種類など、従来のレンガタイプのインターロッキングから、新しいタイプのインターロッキングまで紹介しました。

これからインターロッキングで舗装をお考えの方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

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