汚れやすさ、経年変化を見極める。提案の根拠になるリアルな実験
外壁材を選ぶ際、「質感」や「デザイン性」だけでなく、経年による汚れ・劣化のしにくさも非常に重要です。
特に、お施主様に安心して長期使用を勧められるかどうかは、工務店様にとっては大きな関心事かと思います。
今回は、実際に私たちが屋外で2年間実施している「塗り壁材の暴露試験」の結果をまとめました。
実際の環境にさらされたことで、カタログでは見えない“差”が見えてきます。
7種類の塗り壁材で比較。雨・紫外線・粉塵に2年さらしてみた!
暴露試験は、以下の7種の塗り壁材を並べて設置し、屋外で自然環境に2年間さらすことで、それぞれの汚れの付きやすさ・変色・美観維持性を検証しました。

左から、7種類の試験体で検証しました。
- 他社A
- 他社B
- 他社C
- 他社D
- レナガス
- オメガアクロフレックス+LTコート(自社旧製品)
- オメガアクロフレックス(自社旧製品)
常時屋外に設置。雨風、紫外線、粉塵にさらされ続けた状態です。
ちなみにこちらの写真は丸一日雨が降った直後の状態です。
ちなみに2年前の2023年5月1日、検証を始めた日の状態はこちらです。

結果|「レナガス」は、雨で汚れが流れ、美観をキープ
試験開始からちょうど2年経過した現在、最も美観を保っていたのは「レナガス」と「他社D」でした。
レナガスは特に、表面に付いた汚れが雨で自然に洗い流されている印象で、白さをキープしています。

▼ 目立って汚れていたのはこの3つ
- オメガ:黄色味が強く、特に変色が目立つ
- オメガ+LTコート:若干の保護効果はあるものの、汚れは確認できる
- 他社C:表面に黒ずみや汚れが見られ、やや劣化が目立つ
こうした経年変化は、施工後1〜2年で施主からの問い合わせやメンテ要望に繋がりやすく、実は工務店様の手離れにも大きく関わってきます。
レナガス開発の背景|“オメガアクロフレックスの課題”から生まれた塗り壁材
実は、今回汚れが目立った「オメガアクロフレックス」は、当社が販売していた外壁材です。
長年多くの現場で使用されてきた実績がある一方、「経年で汚れやすい」という課題が施工現場や施主様の声として上がっていました。
その反省をもとに、「もっと汚れにくく、長く美しさを保てる外壁材をつくろう」と開発されたのが、レナガスです。

雨が味方に?レナガスの“セルフクリーニング効果”とは
レナガスは、塗り壁材としての意匠性はもちろん、「雨で汚れが流れる」独自の設計が特徴です。
この2年間の試験でも、雨の翌日は他の壁材に比べて明らかに綺麗な状態が確認できました。
これにより、以下のようなメリットが期待できると思います。
- お施主様からのクレームや補修要望が減る
- 定期メンテナンスの負担を軽減
- 「外壁がずっと綺麗な家」という評価で顧客満足度が上がる

工務店様へのご提案|「メンテコスト」まで見据えた素材選定を
外壁は建物の印象を左右する大切な要素でありながら、住まい手からの「汚れてきた」「色が変わった」という声が挙がりやすい部分でもあります。
今回の暴露試験で見えてきたように、素材選びの時点で“長持ちするかどうか”は大きく差が出るのです。
「施主様に提案する際の、裏付けとして活用したい」
「設計士との打ち合わせで、実例として提示したい」
そんな工務店様にとって、ぜひレナガスの採用をご検討いただきたいです!

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