ご存じですか?住宅のコト
外壁は、紫外線や熱、雨風、などといったさまざまな環境に日夜、晒され続けており、新築時にどんなに正しい施工が行われていたとしても劣化や傷みを免れることはできないもの 。さらに、環境だけではなく自然災害も大きな影響を及ぼします。日本は地震大国といわれるように、毎年全国各地で繰り返し地震が起こっていますよね。実は地震による揺れは住宅にとって大敵なんです。
せっかく建てたお気に入りのマイホーム。だからこそ、おうちの”顔”である外壁はずっときれいな状態でいてほしい。そんな思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
外壁って何があるの?
「外壁」にはいろいろな種類があります。窯業サイディング・金属サイディング・樹脂サイディング・木製サイディング、モルタル・塗り壁・漆喰、タイル・・など。近年の日本の住宅では窯業サイディング、金属サイディング、モルタル・塗り壁が選ばれることが多いですね。
デザインやコスト、機能性やアフターメンテナンスなどさまざまな角度から選択される外壁。今回は、モルタル(塗り壁)にあたる<オメガ>のご紹介と外壁塗装と地震によるクラックについてお話していきます。
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外壁塗装のクラック、なぜ発生してしまうのでしょう。
地震によるクラックの大きな要因と考えられているのは住宅自体の”躯体”の動きによるものが大きいです。建物は地震による大きな揺れによって構造体がずれてしまうことがあります。また、地盤の沈下などによって、躯体が傾くと傾いた方向に対して強い負荷がかかります。
このような躯体がずれた時の衝撃が外壁材に伝わって、クラックと呼ばれるひび割れが発生する原因になります。
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クラックを防ぐには? レナガスの<塗り壁システム>
ここでご紹介したいのが<レナガス>。
※あくまでクラックは躯体の動きによるものなので絶対にクラックが発生しないというものではありません。
<レナガス>は、下地~仕上げまでの塗り壁システムとなっているため、クラック対策も考えております。
2つのポイント
●馬張り施工の専用の下地材、窯業系サイディング(セラディール)
下地材を馬張りで互い違いに張っていくことで、負担がかかりやすい目地を分散し一か所に負担がかからないようにすることができます。
●全面を覆うガラス繊維のファイバーメッシュ
ガラス繊維のファイバーメッシュで全面を覆います。全面を覆うことにより、建物の揺れや変動に対応することができます。
他社の塗り壁材と原材料はほとんど一緒のため、大きな違いはありません。ただ、違う点は下地から仕上げまで一貫したシステムとなっているという点です。
日本国内でも20年以上の施工実績があり、施工棟数も日本全国で10,000棟近い実績があります。永年の経験で施工方法を改良してきたので、安心をお届けできる商品となっています。
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長く住み続けるための『住宅』
最近では、クラックを防ぐために弾力性をもったモルタル・塗り壁など商品自体の改良もされてきていますが、外壁もメンテナンスが必要。海外では住宅は手入れをしてメンテナンスし、長く使っていくもの。しかし、日本では住宅に手間や時間をかける人が少ないのが現状。
それでは、いくら新築時に良い商品を使っても、住宅の寿命は来てしまいます。経年劣化で生じる外壁や屋根の修繕にも目を向け、大切な住宅を長く・きれいに使っていく意識も必要ですね。