2020年。【命を守る建材】の特集を、業界専門誌などで見るようになりました。耐震性、耐火性、耐水性。
今、今後起こりうることを予測して、ヒトの命を守っていくのも、建築物としての社会貢献のひとつです。、
木造住宅や、古い寺や神社が多い我が国では、古くから、「燃えない建材」は活躍しています。
そんな中「燃えない建材」である、漆喰。MYKEブランドの【JAPAN漆喰】も不燃材料です
そもそも不燃って?なに??
ここで、「不燃」について、すこしおさらいです。「この材料は、不燃なんです」という建材は建築基準法で定められています。
建築基準法では「防火材料」 として分類されているのは、この3つ。
- 不燃材
- 準不燃材
- 難燃材
国土交通大臣が認定しています。どれも、物体そのものの温度は高くなりますが、発火が遅い等が特徴です。建築基準法にある、通常の火災による兼ねるが加えられた場合には、3つの条件を満たしている必要があります。
- 燃焼しないこと
- 防火上、有害な損傷(変形・溶接・き裂など)を生じないこと
- 避難上、有害な煙またはガスを発生しないこと
そして・・・この3つの条件を満たしたうえで・・・・
- 不燃材料 : 加熱開始後20分
- 準不燃材料 : 加熱開始後10分
- 難燃材料 : 加熱開始後5分
というかつ時間の長さに耐えられるかという分類に分かれるんです。
建築基準法 の中には、「しっくい」が不燃材と定められていて、他にも「コンクリート」、「レンガ」、「瓦」、「ガラス」「石」などを含む、無機質または、金属質の材料からなる17種が認定されています。
しかし、災害は、起きてからわかるもの。建築物への採用は、常に「こうなるかもしれないから」という未来の予測が大切です。そこで・・・・
実際に本当に燃えないのか、実験してみました!
※防火体制は十分に整えて、家庭用のバーナー、不燃性のあるコンクリート土間の上で、防火配慮をした上で、実施いたしました。 ※※決して真似はしないでください。
株式会社ヤマチコーポレーション
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