エクステリアの空間演出にとって大切な、「舗装材」選び
商業施設や住宅のエクステリア、ホテルや病院などの施設の外構。その中でも人々が快適に、安全に、生活をするためには舗装工事は欠かせません。
舗装とは、既存の地面の耐久性を向上させ、平滑にし、安全・快適に歩行や走行をできるような状態にすること。人や車が通る交通量や地域性、環境条件に適した舗装工事が求められます。
さらに、機能性をアップさせるだけではなく、「外構デザイン」にも注目されています。外構デザインによって、一体感のある空間を印象づけ、人々に心地よさを与えることもできます。
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舗装って何がある?
●アスファルト舗装
●コンクリート舗装
●砂利舗装
●インターロッキング舗装
●ウッドチップ舗装
「舗装」と言われてイメージが想像できるのはこんな感じでしょうか?今回はこの5種類を掘り下げてみます。
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(1)アスファルト舗装
一般的な舗装として多岐にわたり使用されています。 路床の上には、粒上材料(砕石、クラッシャランなど)使用し、路盤を設けます。 施工性も良く、コストも低価格な為、主要な舗装材料として使われております。
<メリット>
・比較的工期が短い
・単価が安い
・走行性が良い
<デメリット>
・コンクリートより耐久性が劣る
・夏は表面温度が上昇する
・メンテナンスに費用がかかる
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(2)コンクリート舗装
こちらもアスファルト同様よくある舗装のひとつ。一般的な舗装材として用いられています。
<メリット>
・耐久性が高い
・デザイン性が高い
・ほこりが舞いにくく、汚れも簡単に落とせる
<デメリット>
・単価が高い
・太陽の照り返しがキツイ
・工期がかかる
・ひび割れ、クラックが起きやすい
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(3)砂利舗装
砂利敷きというと、駐車場のイメージが強いのではないでしょうか。アスファルト・コンクリート同様に用途によっては使われることの多い舗装材です。
<メリット>
・単価が安い
・工期が短く、施工が簡単
・透水性が高い
・自由なデザインができる
<デメリット>
・砂利が飛び散るのでメンテナンスが必要
・車や靴が汚れやすい
・雑草などのお手入れが大変
※グラベルフィックスはこんな砂利のデメリットを解決するアイテムです
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(4)インターロッキング舗装
多種多様な形状やサイズ、カラーバリエーションがあるので、組み合わせ次第でさまざまなデザインが可能になる舗装材です。
<メリット>
・豊富なデザイン
・柔軟性に優れる
・透水性が高い
<デメリット>
・単価が高い
・職人によって仕上がりに差が出る
・施工手間がかかるので工期がかかる
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(5)ウッドチップ舗装
ウッドチップやウッドチップファイバーを樹脂などで固めた舗装材。木材のチップには、間伐材や廃木材などを利用した環境に配慮された商品も多くあります。
<メリット>
・夏でも表面温度が上がらない
・環境性が良い、自然な風合いを楽しめる
・雑草に強い
<デメリット>
・メンテナンスが大変
・カビや虫の原因になることもある
・シロアリが発生することもある
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まだまだ他にもたくさんのエクステリア商品がありますが、代表的な舗装材をご紹介いたしました。
株式会社ヤマチコーポレーション
北海道以南の皆様:東京支店 03₋5652‐3681
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