2020年から販売をスタートしたシルクプラスター。
DIYでも施工できるのが魅力のひとつですが、その分、施工の質問が多く寄せられています。
★1★施工は誰がやるのが適切ですか?左官、塗装、張り、DIY…など教えてください。
シルクプラスターの選任業者は、日本に存在しません。「塗る」という作業から「左官業」での施工は向いていると考えます。また、 養生や、プライマーの添付などの作業も必要なことから 「塗装業」の方にもチャレンジしていただきましたが、十分な施工仕上がりでした。
また、ヨーロッパでは、DIY市場の商品として流通されていますので、ご家庭でも十分トライすることができます。(実際に、我々女性スタッフも簡単に塗ることができました!)
プロか、DIYかの判断は、施工手間賃、施工範囲、施工場所、を考慮して決めた方がよさそうです。
慣れない養生作業や、梯子に登っての塗り作業は、危険も伴いますし、時間もかかります。その分プロなら、慣れた要領で人数も揃え、完了してほしい希望に合わせて、施工してくれます。出隅、入隅が多い場合や、施工範囲は広い場合などは、プロに依頼するのがおすすめです。
手軽に、壁の一面を、ペンキを塗るように試してみたい!というのでしたら、家族でたのしく思い出を作る意味でも、DIYにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
ただし、プロでもDIYでも欠かせないのは、「専用コテ」です!「専用コテ」がないと、満足のいく仕上がりは、保証できかねてしまいます。
素人施工と<メンテナンス>のコト。の記事もご覧下さい
★2★下地はどのように処理したらいいですか?
⾊が薄いアートデザイン/ヴェルサイユの場合(例えば、白や、パステルカラー)、プライマーを塗布しないと下地の⾊が 透けて⾒えてきますので、プライマーは必ず塗布してください とお願しています。
面がきれいな、無地のクロス張りの上の施工は、比較的プライマーなしで塗っても大丈夫なケースが多いです。クロスにデザインがある場合は、プライマーでデザインが見えなくなるまで湿布してください。
プライマーは、2度塗りがBESTです。 またクロスに凸凹がある場合は、シルクプラスターの材料を多めに使いますので、材料を多めにみていただけるとよいと思います
また、プライマーは、「専⽤プライマー」で無くても構いません。 国内で販売されているカチオンシーラーで 国内で販売されているカチオンシーラーでも施⼯可能です。 例)スズカ カチオンシーラーEPO ホワイト⾊等 アートデザイン/ヴェルサイユの仕上材と近似⾊のシーラーを使うとより綺麗に仕上がります。
きれいな仕上がりには欠かせない<下地処理>。の記事もご覧ください
★3★プロの施工をお願いするには、業者の紹介をしていただけますか?
先ほど記載しましたように、シルクプラスターの選任業者は、日本国内に現在居りません。すでに施工したことのある、塗装、クロス、左官職人様をご紹介することはできる場合もありますが、2020年から販売を開始したばかりなので、施工業者も大勢いないのが現状です。
最近は、設計、工務店様から紹介をうけた、業者様が、お試し施工をするための材料をお取り寄せいただいたり、事前に施工動画をお送りして、施工イメージをつけていただくケースで、対応していただいています。なかには「施工動画をみたらイメージがすぐついた」という方もいらっしゃいます。
★4★専用コテをお勧めしているのは何故ですか?
シルクプラスターは、専用コテで、塗ることが鉄則です。このコテは、シルクプラスター社で、製造している、シルクプラスターが最も美しく仕上がるように作られたコテです。素材はプラスチックです。
「ホームセンターで売っているコテではだめですか?」
「素手で塗るのはOKですか?」
はい。どちらも、NGではありません。しかし、我々も国内の様々なコテを試してみましたが、硬すぎて材料が馴染まなかったり、柔らかすぎて壁に材料が置きづらかったりと、どれも案配がよくありませんでした。
また、テクスチャの面白さや、体にやさしい素材ということで、素手で塗るのも面白いのですが、「美しく仕上げる」には、「専用コテ」がBESTです。
専用コテは3種類。細かいところが多いなら、小コテは、欠かせません。大きな面を塗るのは、(大)(中)も併せて、ご使用ください。
★5★夏に施工した時はすぐに乾いた印象でしたが、秋に塗ったときに、乾きづらい傾向にありました。季節により乾く時間の目安はありますか?
アートデザインに関して、「乾きづらい」という声も上がっています。このシリーズは、カーペットに⽔を含んだような状態になりますので、乾燥に時間を要します。
施工要領では、 15℃以下の低温環境下、換気が悪い環境下、⾼湿度の環境下では乾燥が遅くなりますので、温度・湿度に注意の上、換気を良くし、乾燥を早めるために必ず送⾵機(扇⾵機)を使って
乾燥させていただくことをお勧めします。
環境により、1週間ほどの乾燥時間となる場合もあります。乾燥に時間がかかると稀にカビが発生する可能性もあります。
※施工要領はこちらが、公式な施工方法となります。季節、場所などによりアレンジが必要な場合もあります。ご注意ください
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