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漆喰壁の費用はどれくらい?業者依頼とDIYにかかる費用をご紹介

漆喰壁の外壁塗装の費用はどれくらいかかるの?

漆喰壁のリフォーム・DIYの費用などをご紹介します。

漆喰壁の特徴は?なにがあるの?

漆喰壁の特徴は?なにがあるの?

漆喰壁の特徴についてご存知でしょうか。メリットとデメリットも併せてご紹介します。

そもそも、漆喰壁とは?

漆喰壁は伝統的なお城やお寺から住宅まで使われる壁材です。主原料は消石灰で天然素材です。お城やお寺などに使われるほどの耐久性があり、耐久年数は100年ともいわれています。

漆喰壁のメリットはなにがある?

漆喰壁には良いところがいっぱいですが、ビニールクロスなどの一般的な壁紙より、初期費用が高くなるデメリットがあります。

しかし初期費用が高くても、漆喰には以下のメリットがあります。

  • ランニングコストに優れる
  • 脱臭や抗菌などの効果がある
  • 防火性、断熱性に優れている

上記のメリットを踏まえ、長期的な視点で考えると漆喰がおすすめです。次項でメリットについて詳しくご紹介します。

ランニングコストに優れている

漆喰はビニールクロスと比較すると、ランニングコストは良いでしょう。なぜかというと基本的には塗り替えの必要がないためです。ビニールクロスだと経年劣化や汚れなどにより、10年を目安に張り替えがいります。長ければ数十年と使用する壁ですから、漆喰はランニングコストに優れています。 

脱臭・抗菌などの効果

漆喰はphが高く強アルカリ性の性質をもつため、臭いのもとになるカビや細菌を分解してくれます。体臭や生活臭を消臭してくれたり、細菌の増殖を抑えたりしてくれるのです。

防火性に優れている

漆喰は不燃性に優れています。まず不燃性については建築基準法で認められた不燃性があります。一般的なビニールクロスより火の回りが遅く、防火対策になるでしょう。

漆喰壁のデメリットはあるものの、対策すれば問題なし!

メリットが豊富な漆喰ですがデメリットもございますので、以下の項目も確認してください。

工期が長くなりがちで費用が高い

漆喰はビニールクロスと比べると、工期が長く費用も高いです。理由としては漆喰は養生をし、下地を塗り、仕上げを塗る…というように工程が多く手間がかかります。また漆喰壁を施工できる左官職人がいなければなりません。

職人によって仕上がりに違いが出やすいのが漆喰の特徴でもあります。

ひび割れしやすい

漆喰はひび割れしやすい特徴があります。雨や風、季節に影響を受けやすいため特に外壁は注意が必要です。 

珪藻土と費用の違いは?

漆喰と珪藻土を比べると、漆喰の方が若干費用が高いです。なぜかというと、材料の違いと施工過程の多さがあげられます。

仕上がりは漆喰は一般的にツルリとした質感、珪藻土は一般的にザラザラした質感になります。漆喰は和風・洋風どちらのテイストの雰囲気にも合うでしょう。珪藻土は和風のお部屋の雰囲気にマッチしやすいです。好みで選んでも良いかもしれません。

機能面は珪藻土の方が調湿効果は優れているといわれていますが、漆喰は調湿効果に加えて耐久性が高い、消臭・抗菌作用などのメリットもあります。

業者に依頼した際、漆喰壁の費用相場はどれくらい?

業者に依頼した際、漆喰壁の費用相場はどれくらい?

漆喰壁を依頼した場合、一般的にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。おおよその費用相場を説明します。

費用の内訳

費用の内訳は職人さんの人件費、漆喰の材料費、下地処理費、既存の仕上材の撤去作業費などです。他にも養生テープや廃棄物処理費など諸経費がかかります。

一般的に漆喰壁の費用の目安は1㎡あたり4,000円~といわれており、ビニールクロスは1㎡あたり大体1,000円〜ですので4倍近くの差があります。漆喰壁の費用の目安は既存の仕上材の撤去費用が含まれていない場合がありますので要確認です。

なぜ漆喰の方が費用が高いのかというと、ビニールクロスに比べ施工の工程が多く手間と時間がかかるためです。

しかし施工費用は施工業者や壁の状態によって変わっていきますので、一概にいくらだということは難しいのです。例えば状態が良いビニールクロスの場合だと問題ないですが、下地が崩れている壁だと一度全てはがす必要があるなど、手間と時間がかかり費用が変わる可能性があります。

漆喰を新しい壁・古い壁、外壁・内壁に使うのかでも費用は変わっていきますので、業者の方によく相談してみてください。

6畳のリビングを漆喰壁にする際の費用相場 

一般的な作業工程は、まず漆喰が家具や床につかないように養生をします。次に下地を塗り、仕上げ塗りで完成です。  

一般的に漆喰の1㎡あたりの費用は4,000円程です。6畳のお部屋の壁だとおおよそ6〜10万円程かかります。ビニールクロスの6畳の壁は2万円程ですので、約4倍の差があります。    

新築マンションを漆喰壁にする際の費用相場 

新築マンションは、下地がそのまま使える状態かそれともはがす必要があるかチェックします。下地の状態によって施工の時間・手間・費用がどれくらいかかるか決まります。

その後、養生をし下地処理、下塗り、上塗り、養生をはがすという流れで施工します。

一般的に費用の相場は1㎡あたり8,000円〜を目安にしておきましょう。

新築のマンションであっても出来上がっている壁に漆喰を塗るため、リフォーム工事になりますが、新しい壁が最も工程が少なくないです。

漆喰の施工費用を抑える方法

漆喰の施工費用を抑える方法

漆喰壁にしたい気持ちはあるけれど、なるべく費用は抑えたいのではないでしょうか。少しでも費用を抑えられる方法を下記にまとめました。

塗り壁を標準施工にしている工務店に依頼

最初から塗り壁を標準施工にしている工務店への依頼がおすすめです。なぜかというとプロの立場から費用の目安や、どれくらい費用を抑えられるかを考えてくれるからです。お互いが納得いくようなプランを出してくれるでしょう。施工費用のことで悩む必要がなくなります。     

相見積もり

費用を抑えるために相見積もりもおすすめです。相見積もりとは複数の業者から費用の見積もりを出すことをいいます。相見積もりをすることで大体の費用の目安を知れるなどのメリットがあります。

予算を伝える

施工業者には予算をあらかじめ伝えておくのも良いでしょう。どれくらいの費用で考えているのか、どこを塗りたいのか、どのメーカーを使用したいのか、などを伝えましょう。

そうすると施工業者から要望を踏まえてどれくらいまで実現ができるのか、具体的な回答が返ってくる可能性があります。

塗る面積を少なくする

塗る面積を少なくすると必然的に費用も少なくて済みます。しかし注意点として面積が小さすぎると漆喰のメリットである消臭効果や抗菌効果が感じにくくなります。また施工を依頼する場合は割高になってしまう可能性があります。

一回塗りという方法もありますが、最低でも二回は塗らないと下地が透け、せっかくの漆喰の壁がビニールクロスのような壁になってしまいます。上記のような注意点を踏まえて検討すると良いでしょう。

DIY

DIYをして費用を抑えようと考えている方もいるかと思います。DIYのメリットしては人件費がかからないため、材料費しかかからないことです。

ホームセンターやインターネットなどで販売されている漆喰の値段は1㎡あたり1,000円~程度、下地も1㎡あたり1,000円~程度です。業者に依頼すると1㎡あたり4,000円程度です。

しかし、養生するためのテープや漆喰を塗るためのコテなど、道具がたくさんいります。それらを全てそろえるとそれなりの値段になってしまいます。また仕上がりはプロの職人と比べたら大きな差がでてしまうでしょう。

“本物”の漆喰にこだわる

上記で塗装壁の費用を抑える方法を紹介しました。その他にも費用を抑える方法としては

  1. 比較的安価な漆喰の使用
  2. ハイグレードビニールクロスの使用
  3. 漆喰風クロスや漆喰風塗料の使用

が方法としてあります。

ですが、いずれも実際に漆喰を使用するわけではないので、漆喰の機能性は期待できません。また安価な漆喰では、漆喰本来の機能や性質を十分に発揮できない可能性があります。

簡単に壁の塗装は変えらるものではないので、漆喰壁を考えているなら、せっかくだから素材も本物にこだわりたいですよね。

以下では“本物”の漆喰にこだわる【JAPAN漆喰】を紹介します。

100%天然素材

「JAPAN漆喰」は100%天然素材です。JAPAN漆喰にどのような材料を使用しているのかをご紹介します。

まず原材料である石灰を、栃木県佐野市葛生地区の石灰石鉱山から採掘します。石灰石を塩焼きという製法で炉(窯)で焼くと、石灰石は白色になり生石灰となります。これに水をかけると発熱し、漆喰の主原料である消石灰に。

この消石灰に、塗りつけがスムーズにいくようになる「糊」と、乾燥した際の収縮やひび割れを防ぐために入れる「スサ」を混ぜて完成です。

「糊」は天然海藻を炊いてつくり、「スサ」は麻などの植物繊維を刻んでおり、これらも天然素材でできています。

漆喰はボンド(化学接着剤)や繊維(化学繊維)が含まれているものがあります。しかし「JAPAN漆喰」は全て天然素材を使用しているのが特徴です。

伝統的な製造方法「塩焼き」

石灰を炉(窯)で焼く“焼成“の過程は、「塩焼き」という伝統的な製法で行います。全国で数社のみしか「塩焼き」製法をしておりません。

製造方法は、土中炉(塩焼窯)に粉砕された石灰石を投入し、岩塩を加えて約1000℃の高温でじっくりと焼きます。上記のようにしてつくられた石灰は他の製法よりも粒子が大きく、より白く、ひび割れに強くなります。

江戸時代から続く、伝統的な製法

江戸時代から続く伝統的な製法の「塩焼き」ですが、東日本大震災の影響で50年以上使用した土中炉が崩壊してしまいました。「塩焼き」を存続するのかしないのかの危機に当たったのです。しかし受け継がれる伝統的な製法でつくられた漆喰を供給するべきだと決心し、現在でも「JAPAN漆喰」をご提供しています。

詳しく【JAPAN漆喰】を知りたい方はこちら

漆喰壁は長い目で見るとメリットがたくさん!

本記事では漆喰壁の特徴や、漆喰壁を業者に依頼した場合の費用、DIYした場合の費用などについてご紹介していきました。

漆喰は消臭効果や抗菌作用、耐久性の強さなど魅力がたくさんあります。その分、費用が高くなってしまいますが長期的な目線で考えるとメリットも多いです。工夫次第で費用を抑えることも可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。

ご自身の希望に合う施工方法、壁材を見つけられることを願っています。

漆喰壁の見積もりはこちらから

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