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砂利と砕石って違うの?分かりやすく比較しました

砂利と砕石の違い、駐車場におけるメリット・デメリット、費用なども解説

一般的に、駐車場の地面に使う建材として高い人気があるのが砂利や砕石です。手間はかかるものの、必要な量を買ってきて自分で敷くこともできます。とはいえ、2つの違いがよくわからず、どちらにしようか迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では砂利と砕石の違いや駐車場に敷いた際のメリット・デメリット、費用がいくらくらいかかるかなどについて詳しく解説します。

砂利と砕石の違い

砂利も砕石も同じようなものだと考えている人もいるかもしれません。しかし、この2つは明確に異なります。どのように違うのか、詳しく見ていきましょう。

砂利

砂利とは、長い年月をかけて自然の力によってできた丸く小さな石の集まりのことです。大きな石や岩が砕け、それが海や川のなかで転がることで角が削れてできました。そのため、砂利はとがったところがない丸みを帯びたフォルムをしています。サイズは直径2~5cm程度と小さめです。水の力でできあがったものなので、主に海や浜、河床などから採取できます。砂利の主な用途として、ガーデニングで用いられているのを見たことがある人も多いでしょう。そのほか、コンクリートやアスファルトを施工する際に混ぜて使われることも多いです。

砂利は、堆積していた場所によって呼び名が変わります。たとえば、海に堆積していたものであれば海砂利、河川から採取したものであれば河川砂利です。陸砂利は、もともとは河川で、現在は平地になった場所から採れた砂利を指し、「おかじゃり」と呼びます。山砂利は、侵食されたり隆起したりして丘や山状になった場所に堆積していた砂利です。砂利は種類も豊富で、真っ白な白玉砂利や赤褐色の赤玉砂利、青い青玉砂利、複数の色の石をブレンドした五色砂利などさまざまなものがあります。

砕石

砕石は、大きな岩石をクラッシャー(粉砕機)で人工的に砕いて作ったものです。砂利のように自然にできたものではありません。砕いたときにできたゴツゴツとした角があり、サイズも不均一な点が特徴です。角があることで、圧をかけたときにほかの砕石としっかり噛み合い、地盤が締まるという特性があります。ちなみに、砂利はフォルムが丸いために噛み合わず、踏みしめてもずれて固まりません。砕石は土木用語で「バラス」とも言います。

砕石は、街のさまざまな場所で用いられている建材です。たとえば、道床バラストといって、鉄道のレールの下に敷かれているのを見たことがある人は多いでしょう。そのほか、道路の路盤材やアスファルトに混ぜて使われたり、生コンの骨材やコンクリート二次製品に使われたりしています。

砕石の規格

砕石には、さまざまな規格があります。家庭で行うDIYや道路工事などで一番使用されているのは「0-40」です。ホームセンターでも手軽に入手できます。この数字は砕石の大きさを表したもので、0-40であれば「細かい砂のようなものから40mmほどのサイズの砕石まで含まれている」という意味です。さまざまな大きさの砕石が含まれているため十分に噛み合いやすく、締固めしやすいことからよく使われています。なお、0-40のような不揃いなサイズが入ったものは「クラッシャーラン」と呼ばれ、砕いただけの砕石です。砕石の大きさをある程度そろえて調整したものは「粒度調整砕石」といいます。さらに、細かく粒をそろえたものは「単粒度砕石」です。

砕石の種類

ホームセンターなどで売られている砕石には、「RC」「RM」「RB」などの表記が入っています。購入にあたっては、それぞれの表記の意味の違いを知っておきましょう。「R」は再生という意味で、表記に入っていれば再生砕石です。もちろん、再生砕石でないものにRはつきません。「C」はクラッシャーランのCで、砕いただけの石です。「M」は粒度調整砕石を指し、クラッシャーランをふるいにかけて粒度をある程度そろえたものを意味します。Rがついていれば再生されたものなので、RCであれば再生クラッシャーラン、RMであれば再生粒度調整砕石です。「RB」はコンクリートのかけらや破片、レンガ、タイヤなどの廃材から再生されたもので、あまり品質は良くありません。

不揃いなサイズの入っているクラッシャーラン(C)より、再生粒度調整砕石(RM)のほうが締固めしやすく地盤を強固にできるため、路盤材でよく使われています。なお、価格は、RM・RC・RBの順で高いです。

駐車場には砂利と砕石どちらがいい?

駐車場には砂利と砕石どちらがいい?

砂利も砕石も、駐車場に使う際にはメリット、デメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。

砂利のメリット・デメリット

砂利を駐車場に使うと、どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。

砂利のメリット

砂利はフォルムが丸く、粒の大きさもある程度そろっているため、駐車場に敷くと美しく整って見えるのが大きなメリットです。広いスペースに敷くので、簡単に駐車場全体の印象を変えられるでしょう。明るい色味のもの、さまざまな色が混ざった華やかなもの、落ち着いた色味のものなどさまざまな種類があり、好みの色を選ぶことで理想の雰囲気を演出することが可能です。また、砂利敷きはちょうど良い雑草対策にもなります。雑草が生えてくるたびに抜くのは面倒なものです。雑草を抜いたとき、地面の根が張っていた部分がえぐれて穴が開いてしまうこともあるでしょう。砂利を敷いてしまえば雑草が生えづらくなり、草むしりの手間を軽減できます。

砂利を敷くと水はけも良くなるため、雨の日や洗車の際に地面に水がたまることがありません。足元にぬかるみや水たまりができづらいので、雨の日でも快適に歩けるでしょう。

砂利のデメリット

砂利は丸いため、いくら踏み固めてもしっかり噛み合いません。表面がでこぼこになるため、歩きにくい点がデメリットです。車が移動するたびに、タイヤの下でころころと転がることもあります。勢いよく車を停めた際などにタイヤが石をはじき、ボディを傷つける可能性もあるでしょう。砂利はコンクリートなどを施工するよりは安価ですが、砕石よりは高めです。

砕石のメリット・デメリット

ここでは、砕石を駐車場に敷く際のメリット・デメリットについて解説します。

砕石のメリット

砕石は、砂利とは異なり、踏み固めるとよく締まります。靴の下でころころ転がるようなことがないため歩きやすく、砂利よりも駐車場に向いているといえるでしょう。また、砂利よりも安いです。

砕石のデメリット

砕石は、色や大きさにバリエーションがありません。個人の好みにもよりますが、ごつごつした形状をしていることもあり、砂利ほど良い見た目にはならないでしょう。砂利と比較して、水たまりやぬかるみもできやすいです。そのため、靴や車に泥水が跳ねて汚れる可能性もあります。

駐車場におすすめの砂利・砕石はどんなもの? 

一般的に駐車場に敷く石として知られているのは砂利ですが、もっと安価で踏み固められる砕石を使うこともあります。

駐車場に敷くのにおすすめの砂利・砕石はそれぞれどういったものを選べばよいのか紹介します。

駐車場におすすめの砂利

砂利敷きにすると、見た目がきれいになるだけでなく、水たまり防止や防犯など嬉しい効果が期待できます。駐車場に砂利を敷くのであれば、粒が20mm以上あるものを選びましょう。これは、20mmより小さいとタイヤの溝に入りこむ恐れがあるためです。ハンドルを切った際、砂利がえぐれる可能性もあるでしょう。ただし、砂利ズレ防止材やマットを併用するとある程度砂利の飛散を防げます。一番良いのは、駐車場専用の砂利を選ぶことです。駐車場専用の砂利は粒が大きめで、タイヤの溝などに入りにくいようになっています。ホームセンターなどで簡単に購入できるでしょう。

駐車場におすすめの砕石

砕石にはいくつかの種類がありますが、駐車場に敷くのであればクラッシャーランが特に向いています。砕いただけのクラッシャーランは、ふるいにかけて粒度をそろえた粒度調整砕石よりも価格も安めです。駐車場に敷くのであればたくさんの量が必要なため、砂利よりも砕石のほうが価格を抑えられるでしょう。また砕石はさまざまな用途に用いられることから扱っているところも多く、手に入れやすい点もメリットです。ローラーなどで転圧するとしっかりと締まり、駐車場として十分な強度となります。

駐車場に砂利・砕石を敷く際の価格相場

実際に砂利や砕石を駐車場に敷くにあたって、どの程度の費用がかかるのかは気になるポイントでしょう。かかる費用は、駐車場の広さと使用する砂利や砕石の種類によって大きく異なります。また砂利や砕石を買ってきて自分で敷くこともできますが、整地や防草シートの設置、転圧などさまざまな手間が必要ですので、注意しましょう。

砂利にはさまざまな種類があり、どれを選ぶかで全体の費用も変わります。敷く厚みは、およそ3~5cmが基本です。費用を抑えようと3cmより薄くしてしまうと、すぐに地面が見えてしまうでしょう。追加で砂利を足さなければならなくなり、かえって手間がかかります。

砂利を3~5cmほど敷いたときの価格の目安は、1㎡あたり1,000円ほどです。1台駐車するのに最低限必要とされる15㎡のスペースに敷くのであれば1万5,000円ほど、30㎡に敷くのであれば3万円ほどかかります。これ以外に、地面を均したり防草シートを敷いたりする必要もあり、全体では10万円ほどかかるでしょう。

砕石の場合は、5cmほどの厚みにするのが基本です。1㎡あたり300円ほどになるでしょう。砂利よりも安くできます。

関連記事:砂利敷きの費用ってどのくらい?作業内容やDIYの方法もご紹介

砂利と砕石の違いを理解して最適なほうを選ぼう

砂利は自然にできたもので形が丸く小さめ、砕石は人工的に砕いて作ったものでゴツゴツしていてさまざまなサイズがあるという点で異なります。駐車場に使う場合は、砂利にするなら駐車場専用のもの、砕石ならクラッシャーランがおすすめです。それぞれにメリット、デメリットがあるため十分に検討し、理想の駐車場の条件や予算に合うものを選ぶと良いでしょう。

駐車場には機能性が詰まった「グラベルフィックス」がおすすめ

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駐車場に砂利か砕石か・・・を検討している方に向けて、

環境先進国オランダ生まれの砂利舗装材「グラベルフィックス」はご存じですか?

「グラベルフィックス」は、一見、砂利道なのにとても歩きやすくなる次世代の舗装材です。砂利敷きのアプローチ・庭・屋上庭園・駐車場などに最適です。

そんなグラベルフィックスの特徴をご紹介します。

グラベルフィックスの特徴

特徴1 環境性

原料は高品質なポリプロピレンです。

再生可能な原料を使用することで、持続可能な完全循環型製品が実現できます。

特徴2 機能性

グラベルフィックスを敷き詰めた砂利では、轍(わだち)やくぼみができません。

トラック・自動車・バイクはもちろんの事、ハイヒールでも歩け、車椅子、ベビーカー、杖をついたお年寄りからお子様にも優しい高い機能性を誇っています。

特徴3 耐垂直荷重

グラベルフィックスは特殊な成形プロセスによって、頑丈で均一な構造を創り出しています。大型車両でも乗入れ可能な優れた強度を誇ります。

関連記事:

【グラベルフィックス】検証!<耐荷重>はどのくらいあるの?

特徴4 耐久性

グラベルフィックスの裏面には68g/m²(30g/m²)の不織布がついているため、

敷設の際に“安定性”を確保します。

この不織布により、雑草の抑制効果もあります。

砂利はヒビ割れもなく、自然素材なので退色もありません。

大きくメンテナンスへの工数を減らすことが可能です。

特徴5 施工性

砕石・砂の転圧後に置くだけで、余計な取り付け部材は必要ありません。

曲線でも、障害物でも鋸(のこ)で簡単にカットできます。

特徴6 効果

表面温度の面では、太陽の照り返しが少なくヒートアイランド防止につながります。

グラベルフィックスの費用 

グラベルフィックスプロの標準材⼯設計価格は、¥8,500/㎡です。

本体⼯事内容は、掘削⼯事・路盤⼯事・敷砂工事・転圧⼯事・

グラベルフィックス プロ本体敷設⼯事 ・化粧砂利充填、転圧です。

施⼯地域によって外構⼯事費⽤は異なりますのでご了承ください。

グラベルフィックスプロの専⽤砂利の定価は、1,800円/袋(=約20kg入り)です。

価格は材料費のみの価格で、施工費は含まれていません。

詳しい費用に関してはお問い合わせください。

詳しく「 グラベルフィックス」を知りたい方はこちら

【グラベルフィックス】駐車場の施工事例

駐車場の施工事例を参考にしてみてください。

施工事例:

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国内の戸建住宅 / 駐車場導入事例を一挙ご紹介!

【グラベルフィックス】海外建築事例

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